old winter

君が消えないために残す言葉

ぬくもり



猛烈に調子の悪い1週間だった。
なんでだろう……。
理由なき漠然とした不安が広がってて、良くないことばかり考えている。
でも今日はすこしだけその気分が晴れて、もうすこしこんな日が続いてくれたらと思う。
先週、先々週はお出かけが続いたから疲れもあるんだろうけれど。

今週は月曜日は引きこもり、火曜日はベビーマッサージ、ランチ会、夜は焼き肉、水曜日は寿司を食べに、木曜日は引きこもり、昨日はコスモスを見に行った。

そろそろ引きこもりをしたほうがいいのかもしれない。
旦那氏もお疲れの様子だし。

これといって特別おもしろいこともなく、普通の1週間。
なのに心の調子を崩している。元気になりたいなー。

そんな飼い主の気分を和らげるかのように、まるぴはいつもいっしょに寝てくれる。
秋は旦那氏と寝てばっかりだったから、もういっしょに寝てくれないのかと不安だった。
わたしは毎日おバブのことばかり見ているから、ついに旦那氏のところへ行ってしまったか……と、しょんぼりしていたんだけど、寒くなったらちゃんと来てくれた。

昨日、夜中にごはんをねだられた旦那氏。
ごはんを出して、お布団に招いたところ、まるぴはすこし入って出ていった…と悲しそうにしていた。
そのあと、わたし自身は寝ていて全く覚えがないんだけど、わたしがお布団を開けて、まるぴをお布団に入れてあげたんだとか。まるぴもすっぽり。
それ見てさらにしょげたみたい。
ははは、いいだろう。

それにしても寝ながらでもまるぴをお布団に入れるわたし、ちょっとこわい。
まるぴがお布団に入りたいのを寝ていても感じているのかな。

先日、実家の自室から持ってきた大きなクマのぬいぐるみ。
昨日の夜、ふと見たら、まるぴがくっついてた。

実家の匂い、まだするのかな。
まるぴはおばあちゃんになってきたので、移動距離も考えて、たぶんもう実家へ行くことはないんだろうけど、もしも行くことがあったら、そこで暮らしていたこと思い出すのかな。
ちいさかったまるぴが過ごした場所。

部屋の扉はアコーディオンカーテンだったので、カーテンレールに登ったり、隙間から脱走したり、窓越しに外猫と喧嘩して植物なぎ倒されたり、松の木を登って窓へ帰ってきて「入れろー!」と叫ばれたり、カメムシで遊んで臭かったり、ストーブの前占領してたり。
そして、毎日寝るときはちゃんとそばにいてくれたまるぴ。
今も変わらずいてくれる。
これからも変わらずいてほしいと思ってしまう。

最近は、まるぴがただしあわせに過ごせるようにと思ったり、考えてばかり。

いっしょに寝始めて11年、まだまだいっしょに眠りたいよ。


2022.11.12 はれ